松田聖子育てた伝説のプロデューサー若松宗雄氏が語るジェイド・イン新作CDの魅力

Record China    2010年1月8日(金) 11時38分

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2009年12月、松田聖子を発掘し育て上げた伝説のプロデューサー若松宗雄氏が自らセレクトしたCD「Jade Yin ☆若松宗雄コレクション」発売直前にRecord Chinaの取材に応じ、ジェイド・インの魅力と新作CDのコンセプトを語った。

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2009年12月24日、松田聖子を発掘し育て上げた伝説のプロデューサー若松宗雄氏が自らセレクトしたCD「Jade Yin ☆若松宗雄コレクション」発売直前にRecord Chinaの取材に応じ、ジェイド・インの魅力と新作CDのコンセプトを語ってくれた。

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●ジェイド・インの印象と良さを教えてください。

サウンドシティのスタジオで初めて会ってスタジオで歌ってもらいました。歌は良いけれど、日本語もほとんど話せず、ちょっと難しいなあというのが最初の印象でした。次にまた会ったときには、日本語がかなり、わかるようになっていて正直驚きました。頭のいい子で、清楚、言葉がはっきりしています。これだけ歌える人はなかなかいないですね。日本語が片言しかわからないのに、日本語の表現のすばらしさを感じます。やさしくて、清楚で知的で歌の奥深さがあります。奥が深いということは質感が高いということだと思います。奥の深さと大衆性を両方併せ持たないとなかなか成功できませんが、彼女はその両方を持ち合わせていると思います。

彼女は練習が嫌いと聞きますが、私は練習しない子は大好きです。本当にいいものを持っている人は表で練習せずに、裏で練習するものですからね。

●アルバムのコンセプトについて教えてください。

今までの3作品の中から、私の感覚で、大衆性があるものをセレクトしました。何度も何度も聞いて選曲しました。日本の代表的なヒット曲「時代」「どんなときも。」などもちりばめ1曲目から飽きさせないように選びました。時間的にも歌もの6曲とインスト1曲の7曲でちょうどいいサイズにまとめてみました。

実は最後に「仰げば尊し」をいれようと思っていたんです。これはこれでいいんだけど、ちょっと違う曲にするか、6曲にしようと思っていたんです。でも最後に余韻が欲しいと感じて、7曲目に「六花」を選びました。6曲聞いた後の締めにちょうど良いと思いました。ちょっとチャイナっぽい曲ですしね。

作品として認知されてるものを選曲しました。詩も曲もしっかりしていて、大衆性が高いものを選びました。ぱっと聞いた印象が強く直感的に感じられる曲ですね。なおかつ彼女の世界観にあうものですよね。楽曲的にも明るくて、気分のいいものがいいと思ってチョイスしました。

●今後必要なものは何ですか?

彼女が本気かどうかが重要です。彼女にやる気がなければ、我々が素養があるからといっても始まらないですからね。日本語を話せなかった彼女が努力して短期間で話せるようになったことから、日本で本気でやろうとしているのを強く感じています。(撮影:binbin、インタビュー・編集:まさゆき)

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