今世紀初の金環日食が15日に出現へ、継続時間は約11分―中国

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2日、中国では今世紀初となる金環日食が、1月15日午後に中国上空で観測される。金環日食の継続時間は最も長い地域で11分8秒とされ、過去1000年間で最長に。写真は04年5月、四川省で観測された日食。

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2010年1月2日、太陽が月に覆われるとき月の視直径が太陽より小さいため、月からはみ出した太陽の光が金色の輝く輪になる「金環日食」が、1月15日に中国上空で観測される。湖北省武漢市の長江日報の報道。

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今回の金環日食は1月15日午後3時31分頃(現地時間、以下同じ)から中国各地の上空で見ることができる。前回中国で観測された金環日食は1987年9月23日。今年の金環日食の継続時間は最長で11分8秒となり、過去1000年で最も時間が長い。この継続時間を上回ることになるのは3043年の金環日食だという。

金環帯の幅は平均で約300kmあり、アフリカ大陸中部から始まりインド洋、インド南部、ビルマを経て中国に入り、雲南、四川、貴州、重慶、湖北、河南、江蘇、山東などの各省・都市を通過する。武漢市上空は金環帯が通過しないため、15日午後3時30分から午後4時54分頃まで部分日食を観測することができる。(翻訳・編集/本郷)



   

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