英国人麻薬密輸犯の死刑執行、97%が中国政府の判断を支持―中国ネットユーザー

Record China    2009年12月31日(木) 14時36分

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29日、環球網は英国人アクマル・シャイフ死刑囚に対する死刑執行の是非を問うネットアンケートを実施した。97%が「中国政府の決断を支持する」と回答している。資料図。

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2009年12月29日、環球網は英国人アクマル・シャイフ死刑囚に対する死刑執行の是非を問うネットアンケートを実施した。97%が「中国政府の判断を支持する」と回答している。

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29日、麻薬密輸で有罪判決を受けたアクマル・シャイフ死刑囚の刑が執行された。英国は死刑回避を狙い、シャイフ死刑囚は精神疾患があるとして計27回も恩赦を申し立てたが、中国側は拒否していた。死刑執行後、ブラウン英首相を始め英国は中国の態度を強く批判している。

アモイ大学人文学院の周寧(ジョウ・ニン)院長は「アヘン戦争のきっかけとなった林則徐によるアヘンの押収、焼却と今回の死刑執行は非常に似た状況にあるが、欧米にはもはや軍事的な手段で中国に干渉する力はない」と胸を張り、「近代以来の欧米人を恐れる気持ちは払拭された」と断言した。

中国社会科学院法学研究所刑法研究室の屈学武(チュー・シュエウー)主任は「法律は万人の下で平等であり、英国政府の要求があっても公正な裁きを変えることは出来ない」と主張した。またある法曹関係者は「欧米の精神疾患の基準は中国よりも緩く、単なる変態や色情狂ですら精神疾患として認められてしまう」と指摘している。(翻訳・編集/KT)

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