<09年中国トンデモニュース・6>批判も、レーザーで入れ墨された熱帯魚が人気に

Record China    2009年12月31日(木) 7時10分

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09年に中国で起きたちょっと変わったニュースを10本ご紹介。6本目は「入れ墨熱帯魚」のニュース。

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2009年も中国ではさまざまなニュースがあった。その中からちょっと変わったニュースを10本ご紹介する。

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6本目は入れ墨された熱帯魚のニュース。2009年8月、中国のペットショップで魚体の表面に縁起の良い言葉や図案を浮かび上がらせた観賞用の「入れ墨熱帯魚」が高値で取り引きされていると伝えられた。

四川省成都市のペット市場にある熱帯魚ショップでは、人工的にさまざまな模様が描かれたキャッシュカード大の熱帯魚が売られている。稚魚のころにレーザーで色を焼きつけてあるため、その模様はずっと色落ちしないのが特徴。草花、虹、幾何学模様といった図案や、縁起の良い言葉「福禄寿喜」「生意興隆(商売繁盛)」「万事如意」などの漢字が1文字ずつ入った熱帯魚が売られている。熱帯魚は通常10元(約130円)ほどだが、「入れ墨熱帯魚」は縁起物ということで最低でも25元(約325円)の値段がつけられている。

入れ墨熱帯魚が初めて市場に出たのは2005年ごろ。ここ2、3年の間に贈り物として定着し、旧正月には両親や親戚、友人へのプレゼントとして飛ぶように売れたという。だが「レーザーで魚のうろこに傷をつけるのは残酷で、自然の摂理に反する」「金儲けのために魚を人工的に飾りつけるべきではない」と反感を抱いている市民も多い。専門家は「レーザー照射が魚に与える影響についての研究はされていないが、魚の皮下組織と病原菌に対する抵抗力に何らかの影響が出るはず」と指摘している。(編集/TH)



   

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