<ウイグル暴動>インターネット閲覧など通信制限が部分的に解除―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年12月30日(水) 17時50分

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28日、新疆ウイグル自治区政府の報道事務室は、北京時間29日午前0時から自治区内における通信業務の回復・開放作業を始めるとの通知を出した。写真はウルムチ市内。

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2009年12月29日、新華社通信(電子版)によると、新疆ウイグル自治区政府の報道事務室は28日、北京時間29日午前0時から自治区内における通信業務の回復・開放作業を始めるとの通知を出した。これまでインターネット閲覧が全面的に制限されていたが、人民網(人民日報ウェブサイト)と新華網(新華社通信ウェブサイト)の閲覧が部分的に可能になるという。

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同記事によると、当局は状況を観察しながら漸次的に他のサイトや携帯電話のショートメッセージ、国際電話などに対する制限を解除していく、としている。

同通知は、同自治区内における通信制限は、ウルムチで7月5日に起こった暴動事件から治安をすみやかに安定させるための措置だったとし、それが治安維持にもたらした効果は顕著だったと評価する内容も盛り込んだ。

当局は、同自治区内の治安が平穏を取り戻した現在、政府各部門の同意を得て、通信の「漸次開放」に踏み切ることを決定した、と発表した。しかし、制限の完全解除にはまだ時間がかかるとし、住民に理解を求めている。(翻訳・編集/津野尾)

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