1200億ドル規模の共同基金を設立、日中がともに32%ずつ拠出―ASEANプラス3

Record China    2009年12月30日(水) 10時7分

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28日、東南アジア諸国連合と日中韓(ASEAN+3)の財務大臣・中央銀行総裁および香港金融管理局長官は、チェンマイ・イ二シアティブ(CMI)のマルチ化契約への署名が行われたと発表した。写真は各国の紙幣。

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2009年12月28日、東南アジア諸国連合と日中韓(ASEAN+3)の財務大臣・中央銀行総裁および香港金融管理局長官は、チェンマイ・イ二シアティブ(CMI)のマルチ化契約への署名が行われたと発表した。中国新聞網が伝えた。

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CMIのマルチ化における拠出総額は1200億ドルで、各国の拠出額は日本と中国が各32%(384億ドル)、韓国が16%(192億ドル)、ASEANが20%(240億ドル)とすることで落ち着いた。CMIのマルチ化の主な目的は、▽域内の国際収支や短期資金の流動性の困難を解決させること▽既存の国際枠組みの補完―となっている。

5月にインドネシア・バリで開かれたASEAN+3財務大臣会議で、CMIのマルチ化に関する主要項目で合意に達し、年内に発足させることが決まっていた。だが、主導権を握りたい日中韓の間で拠出額の配分について意見が対立、調整が続いていた。(翻訳・編集/NN)

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