超大型旅客機エアバスA380、中国へのテスト飛行は22日―北京市

Record China    2006年11月15日(水) 22時21分

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世界最大、総2階建ての旅客機 「エアバスA380」が、型式証明取得のために世界の主要な空港へのテスト飛行を行っている。中国へは11月22日に訪れる予定だ。

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2006年11月15日、ヨーロッパのエアバス・インダストリー社は、世界最大の旅客機 「エアバスA380」が型式証明取得に向け、今月22日に中国へのテスト飛行を行うと発表した。同機はまず22日に広州(こうしゅう)に向かい、23、24日にはそれぞれ北京市と上海市に到着するという。

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A380機は正式に運用を開始する前に、世界の主要な空港にて機能と安全性について最後のテストを行い、型式証明を得なければならない。順調に行けば、この証明は12月の中旬に受けられる見込みだ。

エアバスA380機は全長72.7m、主翼幅79.6m、機体幅6.55mという超大型旅客機だ。標準座席数は555、定員は最大で853人という多さ。座席は従来の旅客機に比べ1インチほど大きく、快適な作りになっているという。同機は機首から機体後方まで続く「オール2階建て」構造が特徴だ。完成披露式典でフランスのシラク大統領が述べたという「まさに空飛ぶ豪華客船」という表現がぴったりである。広々とした機内には、必要に応じて図書室や会議室、スポーツジム、バーなどの設置も可能だということで、これからの空の旅は新たな時代を迎えそうだ。

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