<09年中国10大ニュース・1>英大学で講演中の温家宝首相を学生が「独裁者」呼ばわり、靴投げつける

配信日時:2009年12月29日(火) 11時46分
<09年中国10大ニュース・1>英大学で講演中の温家宝首相を学生が「独裁者」呼ばわり、靴投げつける
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09年に中国で起きたさまざまなニュースを「09年中国10大ニュース」として振り返る。1本目は中国の温家宝首相が英国で講演中に靴を投げつけられた「靴投げ事件」。写真はブッシュ前米大統領への靴投げ事件を受け、中国に登場した靴投げゲーム。
建国60周年の節目を迎えた中国。今年もさまざまなニュースがあった。その中から象徴的な10の出来事を「09年中国10大ニュース」として振り返る。

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1つ目のニュースは温家宝首相への「靴投げ事件」。08年12月にイラクを訪問したブッシュ米大統領(当時)が記者会見の際にイラク人記者から靴を投げられたが、その約2か月後に英国でも同様の事件が起きた。

09年2月2日、中国の温家宝首相がケンブリッジ大学で講演中、男性の聴衆から「独裁者」などの非難の言葉とともに靴を投げつけられた。靴は温首相には命中せず、1mほど離れたところに落ちた。男は地元警察に逮捕され、温首相は「こうした卑劣な方法で中英両国の友好関係が損なわれることはありません」と述べ、講演を再開した。

翌3日、中国外交部は公式に批判声明を出し、ケンブリッジ大学はサイト上で謝罪表明を行った。靴を投げたのは同大大学院で学ぶドイツ人学生で、社会の秩序を乱した罪で起訴されたが、6月に現地の裁判所で無罪判決が言い渡された。(編集/TH)
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