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台湾の複雑な親日感情―米華字メディア

配信日時:2018年8月16日(木) 17時20分
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親日ぶりがよく知られる台湾だが、民進党の地盤である台南市で慰安婦像が設置された。写真は台湾の書店。

2018年8月15日、米華字メディア・多維新聞は、台南市に慰安婦像が設置されたことについて、「台湾に親日の矛盾が存在する」と指摘した。

式典には国民党の馬英九(マー・インジウ)前総統が出席し、日本政府に向けて元慰安婦への正式な謝罪を呼びかけるとともに、日本に賠償を求めない民進党に遺憾の意を表明した。

記事は「台湾はその親日ぶりがよく知られているが、意外にも親日一辺倒というわけではない」と指摘。「国民党も米国だけでなく日本からもさまざまな援助を得るなど、抗日戦争と日本統治時代が終わった当初から複雑な構造が存在していた」とした。

そして、「1949年、中国共産党の中華人民共和国が成立したことに危機感を抱いた国民党は台湾を実効支配するようになると、1952年に日華平和条約を締結。政治的にも軍事的にも、経済的にも日本との関係をいっそう深め、日本への依存性の高い状態を続けた」と紹介した。

続けて「親日・反日の入り交じった状態は現在も続いている」とし、「ネット上でも日本政府や民進党の親日政策に批判的な声がある一方で、日台友好を促すべきだとして国民党を批判する声も少なくない」とした。「こうした状態は、中国人としてのアイデンティティーを強調する教育や抗日戦争の記憶が残る一方で、日本統治時代の影響や戦後日本への依存を深めるという矛盾から生まれた」と指摘した。

記事は「日本に対して愛憎の入り交じった状態は中台関係や統一事業の促進も難しくさせている」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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2018年8月16日 11時30分
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