中国の新車市場が好調、人気車種は品薄状態―米メディア

Record China    2009年12月28日(月) 5時57分

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24日、AP通信は「中国の自動車市場が好調に売れ行きを伸ばしている」として、その活況ぶりを紹介した。写真は南京市内の自動車ディーラー。

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2009年12月24日、AP通信は「中国の自動車市場が好調に売れ行きを伸ばしている」として、その活況ぶりを紹介した。25日付で環球時報が伝えた。

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中国でも新規購入や買い替えなどで、自動車の普及がかなり進んでいるようだ。自動車販売店のミニバン担当者は、右肩上がりの売上集計グラフを指差しながら、「予想以上に売れ、一部の地域では品薄の状態です」と説明する。人気車種となると、数週間待ちの店も多いという。中国自動車市場の活況ぶりは、自動車購入税の減税や補助金制度など、政府による消費促進策が功を奏した結果だろう。

「業界内での競争が一段と激しくなり、簡単に利益が出せなくなる」と懸念する声もあるが、中国では自動車普及率がまだまだ低い。今後数十年は、プラス成長が大いに見込める。巨大な市場潜在力を信じ、中国自動車メーカーが過去20年間で投じた資金は数十億ドル。今年の新車販売台数は前年より30%以上増加し、1300万台を超える見通しだ。

中小都市でも自動車の売れ行はいい。成都市は、今年9月の販売台数で前年同期比60%増を達成。4大自動車市場にまで成長し、市内には多種多様な自動車が行き交っている。かつては売り手市場で選択範囲も限られていたと言うが、いまは買い手が選択できる時代に変化しているようだ。(翻訳・編集/SN)

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