国旗・国歌義務付け!来年1月から全小中学校で毎日儀式―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年12月25日(金) 12時37分

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24日、中国新疆ウイグル自治区の小中学校で来年1月から、国旗掲揚と国歌斉唱の儀式が毎日実施されることが決まった。写真はウルムチ市内の小学校。国慶節(建国記念日)を前に1年生が国旗を描いた。

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2009年12月24日、中国新疆ウイグル自治区の小中学校で来年1月1日から、国旗掲揚と国歌斉唱の儀式が毎日実施されることが決まった。新華網が伝えた。

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同自治区教育庁によると、自治区内のすべての小中学校で、教室に中国の国旗と地図を掲げることが義務付けられる。また、教育庁がCDにして配布する50曲前後の「愛国主義歌曲」を児童・生徒に歌わせるほか、月に2度、愛国映画を鑑賞することも義務付けられる。

児童・生徒は各学期に最低1冊、愛国主義に関する本を読み、愛国主義をテーマとした作文を提出しなければならず、愛国をテーマに物語を作り、発表もしなければならない。また、各校は毎学期、児童・生徒に「愛国主義教育基地」を見学させ、愛国主義の知識を競うコンテストや祖国、社会主義、中国共産党、民族団結を称える内容をテーマとしたスピーチコンテストを開催することも義務付けられる。

中国政府は今月初め、同自治区における標準語と現地語の「バイリンガル教育」を普及させるため、12年までに約51億元(約660億円)を投じて「バイリンガル幼稚園」を2200か所建設する計画も発表している。(翻訳・編集/NN)

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