2009年12月24日、中国財政部の張少春副部長は同日の記者会見で、今年の中央政府の公共投資額が予算の9080億元（約12．1兆円）を超えるとの見通しを示した。中国新聞社が伝えた。

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中国中央は世界金融危機が同国の経済成長に与える影響を低減するため、08年末、総額4兆元規模の内需拡大策を実施すると表明。中央予算では08年第4四半期に1040億元、09年に4875億元、10年に5885億元の拠出を上積みする計画を立てた。

張副部長は、今年の公共投資額が予算を上回るとみられることについて、「低所得者向けの住宅建設や省エネ、汚染物質排出削減、技術革新などの分野で支出を増やしたためだ」と説明した。（翻訳・編集/東亜通信）