2009年12月、大手サッカーサイト「Goal．com」は2009年アジアサッカーの十大ニュースを選出した。

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10位、「アル・ヒラルのオラロイ監督が突然の解任」。サウジアラビアの強豪クラブであるアル・ヒラルを率いたコスミン・オラロイ監督は、見事サウジアラビア国王杯で優勝した。ところが試合後、ガードマンにさえぎられ授賞式に参加できなかったオラロイ監督は激怒し、国王の肖像画がプリントされたTシャツを脱ぎ捨て地面に投げ捨てた。これが問題となり、タイトルを獲得しながらも突然の解任となった。

9位は「名将スコラーリ監督がウズベキスタンリーグへ」。ブラジル代表、ポルトガル代表の監督も務めた世界的な名将・スコラーリ監督がウズベキスタンリーグのFCブニョドコルに元日本代表監督のジーコ氏の後任として就任した。オイルマネーで潤うウズベキスタンは近年、有力な選手や監督が集まっている。FCブニョドコルには1999年の世界最優秀選手である元ブラジル代表のリバウド選手も所属している。

8位は「北朝鮮代表のW杯出場」。43年ぶりに本大会出場を決めた北朝鮮代表。最終予選ではサウジアラビアとイランを振り切った。最近では元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が監督に就任するとのうわさが注目を集めている。

7位は「東南アジアリーグの復興」。タイ、ベトナム、インドネシアでプロリーグが刷新された。クラブの私有化に伴い、試合のレベルは上昇しファンも増えた。

6位は「パク・チソンが欧州CL決勝に出場」。欧州で活躍するアジア人選手の代表格であるパク・チソン選手がマンチェスター・ユナイテッドの一員として、欧州CL決勝に先発出場を果たした。優勝こそ逃したものの、アジア人選手の新たな歴史を築いた。（続）（翻訳・編集/KT）