米映画「若き勇者たち」リメイク版、街を占領する共産軍は中国?ネット上で物議―中国

Record China    2009年12月22日(火) 12時29分

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20日、米国を侵略した共産軍と戦う少年ゲリラを描いた映画「若き勇者たち(原題:Red Dawn)」(84年)のリメイク版について、中国のネットユーザーが賛否両論を展開している。写真は甘粛省の蘭州軍区で行われた中国人民解放軍の軍事演習。

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2009年12月20日、米紙ウォールストリート・ジャーナルは、米国を侵略した共産軍と戦う少年ゲリラを描いた映画「若き勇者たち(原題:Red Dawn)」(84年)のリメイク版について、中国のネットユーザーが賛否両論を展開していると報じた。青年参考が伝えた。

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84年当時の作品は、共産軍に街を占領された少年たちがゲリラと化して敵と戦う物語。当時の敵は冷戦下の旧ソ連とされていたが、今作ではそれが中国にとって代わったようだ。ネット上では撮影現場の写真として、中国軍と思われる軍隊が街を占領したり、中国人とみられる頑強そうな労働者が米ドルの記号をさすりながら「お前の経済を修理する」と言ったりしているポスターが公開されており、「共産軍は明らかに中国を想定している」と中国ユーザーの間で物議を醸している。

それによると、「中国の軍事力がそれだけ強大だとみられている証拠」「このような映画が撮れる米国の自由は素晴らしい」と肯定的な意見がある一方、「資本主義の消費文化への嘲笑」、つまり豊かな米国の消費者が、彼らが買うものを生産する貧しい国に占領されることを皮肉ったものだとみる意見も多く挙がっている。(翻訳・編集/NN)

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