住民パワーの勝利!?ごみ焼却発電所、当局が建設計画の停止を発表―広東省広州市

Record China    2009年12月21日(月) 16時7分

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20日、広東省広州市番禺区のごみ焼却発電所建設計画に周辺住民から激しい反発があったことを受け、同区当局は計画の停止を発表した。写真は広州市内のごみ埋立地。

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2009年12月20日、広東省広州市番禺区のごみ焼却発電所建設計画に周辺住民から激しい反発があったことを受け、同区当局は計画の停止を発表した。21日付で広州日報が伝えた。

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付近住民が開いた座談会に出席した譚応華(タン・インホワ)番禺区委書記が明らかにした。区では03年から同区大石町会江村に建設する計画を進めてきたが、当時は田園地帯だった一帯が住宅地へと変わり、周辺住民から激しい反発が起こっていた。広東省省情調査研究センターが建設予定地から8km以内の住民に実施したアンケートでは、97.1%が「反対」と答えている。

広州市の生活ゴミは99年からの10年間で約2倍に増え、現在は毎日約1.2tもの生活ゴミを排出している。埋め立て地はあと2年で飽和状態になることから、新たなごみ処理施設の建設が急がれていた。同区は今後、市民の意見を聞きながら、ごみ処理問題を解決していきたいとしている。(翻訳・編集/NN)

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