大卒生の就職、文学・中国医学などワースト10専攻に“レッドカード”―中国

Record China    2009年12月24日(木) 14時0分

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20日、人材コンサルタント会社・マイコスの調べにより、特定専攻の卒業生の失業状況が悪化していることが判明し、ワースト10専攻に“レッドカード”が出されたことがわかった。写真は12月、北京で開催された大学生対象の就職フェア。

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2009年12月20日、「大学生就職青書」の執筆者グループはこのほど、人材コンサルタント会社・マイコス(麦可思)の調べにより、特定専攻の卒業生の失業状況が悪化していることが判明したと明かした。工人日報が伝えた。

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マイコス社によれば、2007、2008年度の学部卒業生の半年後の失業率が高い専攻は文学、法学、医学、教育学などで、10学部が卒業後の就職があまり期待できない“レッドカード”となった。このなかで最も失業率が高いのは中国医学とスポーツ科学だという。臨床医学や旅行管理などの専攻は“イエローカード”。石油エンジニアリングや材料物理学は期待感の高い“グリーンカード”の対象となっている。

中国教育部の袁貴仁(ユエン・グイレン)部長は、人材育成と専攻による構造的な失業を積極的に是正する必要があるとし、就職状況が芳しくない専攻に対しては調整を行うなどの措置を講じるべきとの考えを明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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