2009年12月18日、映画界で活躍する人気女優ジョウ・シュン（周迅）のドラマ出演料が、中華圏女優では最高の金額に達したという。東方早報が伝えた。

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2006年に「香港のアカデミー賞」こと「香港電影金像奨」の席で、「今後はドラマに出ない」と映画女優への道を宣言したジョウ・シュン。その後は「金像奨」はじめ台湾の「金馬奨」や中国の「金鶏奨」など、中華圏の映画祭で「最優秀主演女優賞」を総ナメする活躍を見せている。

現在、人気小説のドラマ化作品「水在時間下」では、そのジョウ・シュンに出演を打診しており、ジョウ・シュン側も脚本に関心を示しているとのこと。もし彼女が出演を引き受けた場合、ギャラは1話につき約22万元（約300万円）で、香港の人気女優セシリア・チャン（張柏芝）がドラマ「天涯歌女」で叩きだした最高額20万元（約260万円）を軽く超え、中華圏の女優ではトップになるという。

同ドラマのプロデューサーで、ヒットメーカーとして知られる●琳（ハオ・リン、●＝赤におおざと）氏によると、ジョウ・シュン側との交渉でいい感触が得られているので、このまま何としても彼女のOKサインを待ち続けたいとのこと。出演ギャラの金額については明言を避けているが、「ジョウ・シュン主演ドラマなら、国内・海外のテレビ局が競って高値をつける」と、製作費の拡大は一切気にしない考えを語っている。（翻訳・編集/Mathilda）