動画共有サイトなどネット上の知的所有権侵害取り締まり強化へ―中国

Record China    2009年12月21日(月) 5時39分

拡大

2009年12月18日、知的所有権侵害取り締まりキャンペーンを実施している中国国家版権局は、2009年に起きた典型的な知的所有権侵害事件10件を発表した。写真は一時閉鎖されたP2Pファイル共有サイト・VeryCD。

(1 / 4 枚)

2009年12月18日、知的所有権侵害取り締まりキャンペーンを実施している中国国家版権局は、2009年に起きた典型的な知的所有権侵害事件10件を発表した。新華網が伝えた。

その他の写真

典型的とされた10件にはネットショップでの海賊版書籍販売、動画サイトでの海賊版コンテンツ放映、ネットゲームのコピー、海賊版ソフトウェアの流通などの事件が挙げられている。目を引くのはグーグルブック検索も選ばれていること。著作権者への意思確認なしに書籍をスキャンしたグーグルに対する反発する声が高まっていた。

なお中国国家版権局は今年8月より知的所有権侵害取り締まりキャンペーンを実施している。ネットモール・淘宝網、動画共有サイト・Youku、P2Pファイル共有サイト・迅雷、大手検索ポータル・百度、捜狐、新浪など3029の重点サイトの監視強化を強めている。これまでに知的所有権侵害541件を摘発したほか、違法サイト362サイトを閉鎖、サーバー154台を押収。違法コンテンツの削除や修正などの措置を552回実施、罰金128万元(約1670万円)を徴収した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携