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小さな窪地の集落が実はクレーターだった!5万年前のものと推測―遼寧省

配信日時:2009年12月20日(日) 20時59分
小さな窪地の集落が実はクレーターだった!5万年前のものと推測―遼寧省
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16日、遼寧省岫岩満族自治県で直径約2キロのお椀形クレーターの存在が確認された。中国でクレーターの存在が正式に確認されたのは初めてという。写真はクレーターと確認された集落。
2009年12月16日、遼寧省岫岩(しゅうがん)満族自治県で直径約2キロのお椀形クレーターの存在が確認された。中国で先に、江蘇省と浙江省の境に位置する太湖のクレーター説に関する証拠発見が伝えられたばかりだが、クレーターの存在が正式に確認されたのは初めてという。北京科技報が伝えた。

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中国科学院広州地球化学研究所の陳鳴(チェン・ミン)博士らのグループが突き止め、研究成果は先月30日、中国科学院が発行する科学雑誌「科学通報」に掲載された。クレーターであることが確認されたのは、同県蘇子溝古龍村の窪地になっている集落。約5万年前に隕石が衝突した際に形成されたものと推測されている。直径1.8km、深さ150mのお椀形。形成時は湖のように水が溜まっていたが、約3万9000年前に出来た亀裂から水が流れ出し、現在のような窪地になったという。現在、この集落には64世帯が生活している。

研究が始まったのは82年だが、当時は確たる証拠が得られなかった。00年に研究が再開され、07年に陳博士のグループに引き継がれた。研究グループは今年3月から5か月に及ぶボーリング探査を実施、地下300mから岩石のサンプルを採取し、解析を行っていた。その結果、隕石の衝突で変形や溶解が起きたことが確認できる一連の証拠を突き止めたという。(翻訳・編集/NN)

訂正:第2パラの「直径1m80cm」を「直径1.8km」に訂正します。
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