タイガーもここなら…?役所が告げる結婚の真実「不倫は当たり前、許しなさい」―遼寧省

Record China    2009年12月18日(金) 19時26分

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09年12月、遼寧省瀋陽市の結婚登記所は結婚したばかりの新婦にとんでもないメッセージを贈っていたという。写真は今年12月、愛人を連れた夫と出会った妻が激怒し、広州の街中で大乱闘となった。

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結婚という晴れの舞台、何かしら良い言葉を贈りたいのが人情というもの。結婚式のスピーチを頼まれて、気の利いた言葉をひねりだすのに頭を傷めた人も多いのではないか。ところが2009年12月の華商晨報によると、遼寧省瀋陽市の結婚登記所は新婦にとんでもないメッセージを贈っていたという。17日、成都晩報が伝えた。

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それによると、瀋陽市結婚登記所のロビーには4枚のボードが飾っており、それぞれ新婚夫婦に贈る言葉で埋められている。楊紅(ヤン・ホン)さんは登録のために並びながらその言葉を読んでいると、中にとんでもない言葉が含まれていたという。

とんでもない言葉その一。「1つの穴に1本のダイコンとは、愛情においては成立しない。優秀な人間ならば、男女にかかわらず、1本のダイコンにいくつもの穴があるものだ…。」ユーモラスに書いてはいるが、不倫は当たり前という意味にしかとれない。

もう一つのとんでもない言葉はより直接的。「何十年も愛をはぐくむことは決して容易ではない。男性は時々間違いを犯すものだが、それを気にしすぎてはならない」というもので、こちらは不倫をしても許しなさいという意味ではないか。

新婚カップルに贈るにはあまりにもとんでもない言葉のように思えるが、結婚登記所職員は「これまで問題になったことはありません。そもそも問題の言葉ですが、前者は優秀な人間ならば結婚前に多くの人々に好かれた経験がある。後者は夫婦は愛を大切にしなさいという意味だと思います」とシレッと言い逃れていた。ただし「市民から批判する声があったので、変えます」とのことだった。アメリカのプロゴルファー、タイガー・ウッズの不倫騒ぎも、こんなお国柄だったら、あれほどの大事に発展しなかったのかも…。(翻訳・編集/KT)

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