若者が「週末63時間はパソコンをOFFに!」運動=欧米「シャットダウン・デー」の拡大版―中国

Record China    2009年12月17日(木) 17時2分

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14日、中国で若いホワイトカラー層を中心に環境への取り組みとして毎週末にコンピュータの電源を入れないようにしようという活動が始まっていると米紙が報じた。写真は北京市で行われた活動の様子。

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2009年12月14日、米・ウォールストリートジャーナルによれば、中国で若いホワイトカラー層を中心に環境への取り組みとして毎週末にコンピュータの電源を入れないようにしようという活動が始まっていると、網易探索が伝えた。

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「週末不電脳-NC63」というキャッチフレーズのこの活動、NC63とは「No Computer 63hours」の略で、毎週金曜日の午後6時から月曜午前9時までの63時間はコンピュータを使わないようにしようと呼びかけている。ちょうど欧米を中心に提唱されている「シャットダウン・デー」の拡大版といったところだが、シャットダウン・デーは年に1日のみの活動。

週末不電脳-NC63の活動を支持する人たちは「CO2の排出減、エコを実践し、環境保護をすすめるためすべての人が週末にはパソコンの電源を入れないようにして欲しい」としている。また、インターネットの過度な使用を控え、リアルなコミュニケーションを大切にすべきと呼びかけている。活動関係者は、今後はパソコン製品にも煙草のパッケージのように、「過度なインターネットは健康に悪影響を及ぼします」との警告を標示すべきだと主張しているという。

先月29日には北京市に約100人が集結、ボランティアの活動員が「エア警察犬」のハーネスを手に市街地のインターネットカフェや喫茶店、レストランなどを巡回し、インターネットをしている客に“反則切符”(実際には週末不電脳-NC63を勧める冊子)を切るというパフォーマンスも行われたという。(翻訳・編集/岡田)

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