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炭鉱で火災が発生し、坑内にとり残された34人のうち25人の遺体が発見され、残りの9名はまだ見つかっていない。
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2006年11月12日の19時40分、山西(さんせい)省晋中(ジンジョン)市にある南山炭鉱で火災が発生した。すぐに状況を確認したところ、火災発生時、当直の作業員36人が坑道の中にいたという。そのうち2人は脱出し、ほか34人が全員坑内に閉じこめられた。
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調べによると、この炭鉱は全体で9万tしか生産してはいけないとされていた。しかしその制限を越えても、なお石炭が産出され続けていたことが分かった。さらに安全生産許可証の有効期限と生産期限が過ぎてしまったにも関わらず、作業が続けられていた。つまり無許可で操業していたことになる。
救援活動によって、翌13日の夜9時までに25人の遺体が発見され、残り9人の行方は不明となっている。現場では、依然として救援活動が続けられている。
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