習副主席が天皇陛下と会見、四川大地震の支援に「心より感謝」―日本

Record China    2009年12月15日(火) 22時52分

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15日、中国の習近平国家副主席が皇居で天皇陛下と会見し、昨年5月に起きた四川大地震の際の支援に感謝の言葉を述べた。写真は昨年5月の四川大地震の際、同省綿陽市北川チャン族自治県で救助活動を行った日本の救援隊。

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2009年12月15日、中国の華僑向け通信社、中国新聞社(電子版)によれば、中国の習近平(シー・ジンピン)国家副主席が皇居で天皇陛下と会見し、昨年5月に起きた四川大地震の際の支援に感謝の言葉を述べた。

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記事によれば、習副主席は天皇陛下に、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席からの心のこもったメッセージを伝えた。習副主席は続いて、「胡主席は昨年5月、初の日本公式訪問を成功させ、日中関係を全面的に推進させました。天皇陛下はずっと日中関係に関心を寄せられ、92年の日中国交正常化20周年の際には皇后陛下と共に中国を初めて訪問、中国人民に素晴らしい印象を残されました。昨年の四川大地震でも、陛下はお見舞いの電報を下さり、日本政府や日本の皆さまからも温かい支援を頂きました。心より感謝申し上げます」と述べた。

習副主席はまた、今回の訪日の目的は、日中友好のさらなる促進と両国民の友好の絆をさらに強めるためだと強調、鳩山由紀夫首相と非常に成果のある会談が出来たと話した。このほか、「建国60周年を迎えた中国は目覚ましい発展を遂げ、国民の生活レベルも向上を続けております。陛下が17年前に訪中された当時と比べ、様相は一変しました。ここまでの過程で、私たちは日本の方々から理解と支持を頂きました」と述べた。

記事によれば、天皇陛下は胡主席のメッセージに感謝の言葉で応え、習副主席の今回の訪日は日中関係をさらに強化させたと話した。また、92年の中国訪問の際の思い出話として、中国人民から熱烈な歓迎を受けたことを語ったという。(翻訳・編集/NN)

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