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9日、米大手パソコンメーカー・デルと、中国企業のインフォバードは今後、共同でクラウドコンピューティングを採用した企業向けのコミュニケーション・プラットフォームサービスを展開することを発表した。写真はデルとインフォバードによる発表会見の模様。
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2009年12月9日、米大手パソコンメーカー・デルと、コールセンターシステムを提供する中国企業のインフォバード(訊鳥軟件)は今後、共同でクラウドコンピューティング(ネット経由で情報サービスやアプリケーションを提供するサービス)を採用した企業向けのコミュニケーション・プラットフォームサービスを展開することを発表した。
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デルの有する直販網と、SaaS(software as a service)方式を採用したインフォバードのソフトウェア「後通宝」を組み合わせ、大量の中国企業クライアントを開拓する。中国工業・情報化部中小企業司もこの案件に注目しており、「全国の中小企業にクラウドコンピューティングシステムの恩恵をもたらす」とした。
インターネット経由でのコミュニケーション・プラットフォームの運営モデルは、多くの国内中小企業にとってコスト削減・効率アップの一助となり、徐々に認知度を増している。その市場は400億元(約5180億円)規模とも言われる。
中国のPR会社・海唐PR(HTPR)の段志敏(ドアン・ジーミン) 社長は両社の提携について、「市場にとっての吉報。また、双方に勝ち組のシナジーを引き起こすことだろう」としている。(翻訳・編集/愛玉)
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