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10日、台湾の桃園県地方法院は、妹の殺害を依頼した華明雄ら3人の銃刀法違反及び詐欺罪などの罪状を認め、懲役6年6か月から7年の判決を言い渡した。写真は台北市。
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2009年12月11日付台湾紙・苹果日報によると、台湾の桃園県地方法院は10日、妹の殺害を依頼した華明雄(ホア・ミンション)ら3人の銃刀法違反及び詐欺罪などの罪状を認め、懲役6年6か月から7年の判決を言い渡した。11日、中国新聞網が伝えた。
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昨年10月14日、桃園県で華採慧(ホア・ツァイフイ、43歳)さんが車の中で射殺される事件が起きた。検察官は華が1400万台湾ドル(約3880万円)の負債を抱えていたこと、計2700万台湾ドル(約7470万円)という多額の保険金がかけられていたことを不審に思い、捜査を進めたところ自作自演の殺人事件であることが発覚した。
スーパーを経営する採慧さんは多額の借金に苦しんでいた。兄・明雄も同じく負債を抱えていたことから、殺害されたと装い保険金詐欺を行うことを決意したという。事件直前には家を離れる前の採慧さんがエレベーター内部で夫と抱き合う姿が監視カメラに残されていたほか、娘に「もしママがいなくなっても自分でしっかりするのよ」と話していたことも明らかとなっている。
兄・明雄、前夫の夫の許碧誠(シュー・ビーチェン、49歳)、殺人を依頼された施耀宗(シー・ヤオゾン、41歳)はいずれも容疑を否認しているが、裁判所は事件前に現場を下見していたなど状況証拠がそろっているとして、明雄に懲役7年、残る2人に懲役6年6か月の判決を言い渡した。(翻訳・編集/KT)
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