中国人留学生の最大の悩み、それは「韓国人の差別と偏見」―韓国紙

Record China    2009年12月13日(日) 10時53分

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11日、韓国紙は「韓国在住の中国人留学生が抱える最大の悩みとは?」と題した記事で、中国人留学生は韓国人の差別と偏見に悩んでいると報じた。写真はソウル。

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2009年12月11日、韓国紙・朝鮮日報は「韓国在住の中国人留学生が抱える最大の悩みとは?」と題した記事を掲載した。環球網が伝えた。

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韓国在住の中国人留学生の数は今年10月31日時点で6万4300人に達し、外国人留学生全体(8万3480人)の77%に上った。韓中文化協会が中国人留学生1000人に「韓国での生活で最も悩んでいること」を聞いてみたところ、1番多かったのは「韓国人の偏見と誤解による文化の壁」(22.3%)。「最も慣れるのが難しい」と感じることは、「食べ物」「上下関係」「酒文化」、そして「中国人への差別」だった。

特に韓国の中国人留学生は中・上流家庭出身が多く、実際に祥明(サンミョン)大学で行った調査でも、21.1%が自らを「上流階級」だと答えている。同協会は「オバマ大統領は米中関係を強化するため、10万人の留学生を中国に派遣すると明言した。韓国も、この6万人の中国人留学生を『未来の親韓派』にすることができなければ、今後の韓中関係がどうなるかは想像に難くない」と懸念を示した。

同調査で「文化の壁」の次に多かったのは「医療問題」(17.4%)。中国人留学生の多くは健康保険に加入しておらず、64.5%が「医療費が高い」、55%が「保険の入り方が分からない」と答えている。(翻訳・編集/NN)

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