海賊版コンテンツ流通のP2Pサービス「Bit Torrent」関連サイトを摘発―中国

Record China    2009年12月11日(金) 15時6分

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2009年12月、国家ラジオ映画テレビ総局はファイル共有サービス「Bit Torrent」(略称はBT)ポータルサイトの取り締まりに乗り出した。すでに複数サイトが閉鎖されている。写真は2005年に香港で摘発されたBTポータルサイト。

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2009年12月、国家ラジオ映画テレビ総局はファイル共有サービス「Bit Torrent」(略称はBT)ポータルサイトの取り締まりに乗り出した。すでに複数サイトが閉鎖されている。9日、国際在線が伝えた。

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BTは日本で有名なWinnyやShareと同じP2P型のファイル共有サービス。中国で広く普及している。映画やテレビ番組、さらにポルノなどの海賊版コンテンツが流通していた。ダウンロードに必要な番号を入手するための中国語ポータルサイトが多く存在していたが、検索のための情報を提供するだけで、海賊版コンテンツそのものはユーザーのコンピューターが保有していたことから取り締まりの対象にはならないとも指摘されていた。今回ついにBTのポータルサイトが閉鎖の対象となったが、P2P型のサービスのためユーザーが存在する限り、違法コンテンツの流通は続くことになる。

国家ラジオ映画テレビ総局担当者によると、同局は2007年から海賊版、ポルノコンテンツの取り締まりを強化していたという。これまでに530以上ものネット動画共有サイト、P2Pサイトが閉鎖されているが、BTのポータルサイトもその列に加わったことになる。担当者は今後、こうしたサイトの許可証制度を強化し、業界の自律的かつ健全な成長を促すと話している。(翻訳・編集/KT)

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