2009年12月10日、Yahoo！China（中国雅虎）のオンラインアルバムサービス「Yahoo！フォト」が閉鎖となり、一夜にして貴重な写真を失った数万人のユーザーから抗議の声が噴出している。北京日報が伝えた。

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記事によれば、「永久無料サービス」であるはずの同サービスが停止されたのは11月初め。ヤフー側は1か月前からトップページで通知していたと主張するが、「Yahoo！フォト」ページから直接アクセスするユーザーにとってはまさに「寝耳に水」だった。こうしたユーザーは数万人にも上り、一瞬にして貴重な写真を失った形。その多くは「永久サービス」を信じていたため、バックアップも取っていなかった。「貴重な思い出」を失った彼らの精神的ショックは大きく、ネット上ではヤフー側の責任を追及する大規模な抗議行動が展開されている。

ヤフー側は「写真は返却できる」とし、メールでの問い合わせも受け付けているが、メールが殺到しているため、返事が追いついていない様子。このため、ユーザー側の怒りはますます炎上している。この件について、北京市匯佳弁護士事務所の張志峰（ジャン・ジーフォン）弁護士は、「ヤフーはユーザーへの事前通知が甘かったと言われても仕方がない。何らかの責任義務は発生するだろう」との見解を示している。（翻訳・編集/NN）