年齢差別を受けた英のベテラン女子アナ、中国ラジオ局に新天地見つける―英国紙

Record China    2009年12月5日(土) 14時0分

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2009年12月3日、英紙・タイムズはBBC放送のベテラン女性アナウンサーであるスーザン・オスマンさんが年齢差別に耐えかねて、中国ラジオ局・中国国際広播電台に移籍したことを報じた。写真は北京五輪を中継するBBCの中継車。

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2009年12月3日、英紙・タイムズはBBC放送のベテラン女性アナウンサーであるスーザン・オスマンさんが年齢差別に耐えかねて、中国ラジオ局・中国国際広播電台に移籍したことを報じた。4日、環球時報が伝えた。

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オスマンさんは今年51歳。28年間にわたり女性アナウンサーとして活躍してきた。BBCのニュース番組で14年もの間、司会を勤めたなど実績は十分。しかしベテランになるにつれ、年齢差別が激しいものになっていったという。フリーアナウンサーとなったオスマンさんになかなか仕事を与えられないばかりか、セクハラ的な言葉まで投げかけられる始末。ついに耐えかねたオスマンさんは中国という新天地に新たな仕事を求めることにした。

「ほとんどの同僚は40歳で仕事をやめます。知恵と経験を得る年ごろなのに本当にもったいない」とオスマンさんは話す。「中国は経験を尊重し、年齢を経た人ほど価値があるとみなされます。中国での面接では年齢を少しごまかしたのですが、試験官はわたしの年齢と経験を買ってくれ、若い同僚をリードして欲しいと言ってくれました。」(翻訳・編集/KT)



   

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