北京五輪で訪中のロンドン副市長、美人スパイの色仕掛けでめろめろに!重要資料盗まれる―英紙

Record China    2009年12月2日(水) 12時25分

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2009年11月29日、英紙デイリー・ミラーは、元ロンドン副市長のイアン・クレメント氏が北京を訪問中、美女スパイの色仕掛けにより重要な政府資料を盗まれていたと報じた。写真は昨年8月、五輪開催中の国家体育場。

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2009年11月29日、英紙デイリー・ミラーは、元ロンドン副市長のイアン・クレメント氏が北京を訪問中、美女スパイの色仕掛けにより重要な政府資料を盗まれていたと報じた。12月1日、環球時報が伝えた。

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昨年、クレメント副市長(当時)は北京市を訪問した。目的はロンドン五輪のスポンサー集め。問題が起きたのは五輪開幕式のレセプションでのことだった。まったく「偶然」にも美しい女性と知り合ったのだという。誘いに応じて一緒に酒を飲んだが、2杯も飲むと理性を失い、その女性を連れて部屋に帰ってしまった。

クレメント氏はその夜のことはよく覚えていない、酒にはなにか薬が入れられていたのだろうと振り返っているが、もはや後の祭り。目を覚ますと美女の姿はなかった。見ると財布はあさられた様子こそあったものの、何もなくなったものはない。これは普通の窃盗ではないと慌てたところ、資料が消えていたことに気づいたという。クレメント氏は盗まれたのは経済関係の資料であり国家安全に関するものではなかったので、報告しなかったと弁明している。ちなみにクレメント氏は今年6月、公費乱用及び虚偽報告の容疑で解任された。現在は公衆トイレの塗装業務についているという。

環球時報は中国メディア大学の楊勉(ヤン・ミエン)教授のインタビューを掲載、スパイ報道は中国の台頭を恐れるメディアの捏造だと批判した。こうしたやり口は以前から繰り返されてきたもので、日本の成長期には日本スパイ問題も取りざたされたと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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