2009年11月26日、中国の広東省広州市で2010年に行われるアジア競技会の開・閉会式の入場券価格が最高で6800元(約8万6000円)することがわかった。最も安いチケットでも1600元(約2万円)するという。これは08年に開催された北京五輪を上回る高額設定だ。広州日報の報道。

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アジア競技会組織委によると、今大会では53の競技場で42種目の競技が行われ、総計で200万枚以上の入場券が発売される試算。その平均価格は200元(約2500円)に設定されている。その価格設定は北京五輪を参考にしながら、来場客の主なメインターゲットとなる珠江デルタ地区住民の支払い能力を鑑みたものだという。

それでも開・閉会式の価格設定は高額なのではなかろうか？しかし、これはカタールのドーハで開催された前回大会と比べ、6分の1に相当するという。また、アテネ五輪開会式では最高額の入場券は1万元(約12万7000円)だったというから、「この価格は国際的慣例にのっとっても適正なもの」というのが組織委の言い分だ。(翻訳・編集/愛玉)