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<一人っ子政策>夫婦1組で老父母4人と子供を養育、負担重く―中国

配信日時:2009年11月27日(金) 3時31分
<一人っ子政策>夫婦1組で老父母4人と子供を養育、負担重く―中国
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25日、高齢化社会が急速に進む中国では、1組の夫婦が老父母4人と子供1人を養う「421」家庭が増えており、社会問題となっている。写真は南京の下町にある有名な観光地、夫子廟で鳥を連れて散歩をする高齢者たち。
2009年11月25日、高齢化社会が急速に進む中国では、1組の夫婦が老父母4人と子供1人を養う「421」家庭が増えており、社会問題となっている。国営新華社通信が発行する時事雑誌・半月談が報じた。

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中国政府は1982年から計画出産(一人っ子政策)を「基本国策」と位置づけ、例外を除き、1組の夫婦につき子供は1人しか生まないよう義務付けている。実施からの30年で4億人の人口抑制に成功したとされるが、一方で核家族化、少子高齢化など様々な社会問題が浮上している。

近年は「一人っ子第1世代」がちょうど家庭を持つ年齢となり、一人っ子同士の夫婦が老父母4人と子供を養う「421」家庭が急増。中国では昔から親の老後の一切は子供が面倒を見るのが当たり前とされ、高齢者福祉も立ち遅れているため、働き盛りで子育て世代の夫婦に重い負担がかかっている。特に親が遠方にいる場合、「病気になったら誰が面倒を見るのか」が大きな課題だ。

最近では「社区」と呼ばれる地域単位で高齢者のケアに取り組む試みも行われている。上海市では社区ごとに在宅支援やデイサービスを中心とした行政サービスを展開。現在は13万5000人の高齢者が在宅支援サービスを受けているという。だが、中国老齢科学研究センターによると、全国で在宅支援を行っている社区は都市部で55.1%、農村部ではわずか8.2%。社会全体の問題としてとらえ、高齢者福祉を充実させることが急務となっている。(翻訳・編集/NN)
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