中国新型軍用訓練機、海外でのライセンス生産を認可へ―米国誌

Record China    2009年11月26日(木) 3時9分

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2009年11月、米軍事誌AviationWeekは、中国航空工業集団公司が軍用訓練機L-15の海外ライセンス生産を認める方針だと報じた。国内での採用が難しくなったことから、海外に販路を求める狙いだという。写真は今年6月、L-15の初飛行。

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2009年11月、米軍事誌AviationWeekは、中国航空工業集団公司が軍用訓練機L-15の海外ライセンス生産を認める方針だと報じた。24日、東方網が伝えた。

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L-15は中国で開発中の新型軍用訓練機。韓国のT-50、ロシアのYak-130、イタリアのM-346(Yak-130とM-346は共同開発)と国際市場を争うものと予想されている。中国独自開発機と発表されているが、エンジンはウクライナから供給されているほか、Yak-130の技術陣が開発に加わっており、外観もYak-130に酷似している。

人民解放軍空軍の新型軍用訓練機としてはL-15のほかにFTC-2000があり、採用を争っていた。軍はFTC-2000の採用に傾いているため、海外での受注獲得のためライセンス生産認可を決めたという。1機あたり約1000万ドル(約8億8300万円)という、他国のライバル機にない低価格が売りとなっている。(翻訳・編集/KT)

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