「扱いやすい」日本人観光客、中国人が望む「珍」と「油」―韓国紙

Record China    2009年11月25日(水) 19時0分

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23日、韓国紙は「中国人観光客と日本人観光客の違い」と題した記事で、韓国政府が中国人観光客を増やすため、一部の中国人向けに短期滞在ビザの免除を検討していると報じた。資料写真。

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2009年11月23日、韓国紙・朝鮮日報は「中国人観光客と日本人観光客の違い」と題した記事で、韓国政府が中国人観光客の数を増やすため、一部の中国人向けに短期滞在ビザの免除を検討していると報じた。

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記事によれば、韓国を訪れる日本人観光客は年間延べ256万人で、外国人観光客全体の39%を占める。一方の中国人観光客は同113万人で同17%。だが、記事は、中国人観光客は常連ともいえる日本人観光客とは嗜好が大きく異なるため、好みにあった戦略で集客を図る必要があると指摘する。

日本人向けには女性をターゲットとした買い物やエステ、古い民家や建物の見学ツアーを用意すれば十分満足してもらえ、しかもそのすべては首都ソウルで事足りる。日本人客の69.5%は韓国料理や食品は「非常に美味しい」と答えており、お土産ランキングでもトップを占める。韓国の旅行会社にとって、日本人客は扱いやすいといえるだろう。

一方の中国人観光客は、韓国側が用意したツアー内容では満足しない。韓国の観光局が08年に発表した調査によれば、中国人客の44.9%が「自然の景色を楽しみたい」と答えており、「買い物」に行きたい人は42.4%だった。これについて、韓国の旅行会社「Haban」は「中国人は泰山や万里の長城など荘厳な景色を見慣れている」とし、中国人客を満足させるには珍しいツアー内容が要求されるとした。

このほか、中国人客は韓国料理について「油っぽさが足りない」と答えており、こちらも今後の課題となっている。(翻訳・編集/NN)

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