インド人もビックリ!オバマ大統領を利用して屈服させた中国外交―地元紙

Record China    2009年11月25日(水) 7時57分

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22日、インドのシン首相は5日間にわたる米国公式訪問で、南アジアで影響力を拡大し続ける中国にインドが不快感を持っていることを再度米側に伝えるつもりだとインドメディアが報じた。写真はニューデリー。

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2009年11月22日、インドメディアによると、インドのシン首相は5日間にわたる米国公式訪問で、南アジアで影響力を拡大し続ける中国にインドが不快感を持っていることを再度米側に伝えるつもりだと報じた。環球時報が伝えた。

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記事によれば、シン首相は「南アジアは中国の『覇権』を絶対に許さない」と強い態度を示しており、「中国が南アジアで如何なる影響力を行使することも望まない、インドが第3者に監督されることも我慢ならない」との考えを米側に伝えるつもりだと報じた。

また、インド紙エコノミック・タイムズは、米中共同声明に盛り込まれた印パ問題に関する合意は、ブッシュ政権時代に示した「米印が協力して中国がアジアで主導権を握るのを防ぐ」とした方針をあっさり否定し、インドが話し合いの席に着く資格すらないことを示したと指摘。オバマ大統領を利用してインドを屈服させたことは中国外交にとって大きな勝利だと皮肉った。

このほか、米紙ワシントン・ポストは21日、オバマ大統領のアジア歴訪における「ミス」は、インドがアジアにおける戦略パートナーから転落したのではないかとインド側に憂慮させた点だと報道。また、インドは、米国が最大のライバル・中国と接近しすぎることを心配していると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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