<冬の火災>年平均7万6000件、死者は1046人―中国

Record China    2009年11月24日(火) 16時52分

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24日、中国では冬季の火災が年平均7万6000件発生し、直接的な経済的損失額が約54億円にものぼることが統計から判明した。写真は杭州市内のマンションで発生した火災。

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2009年11月23日、中国公安部消防局の王沁林(ワン・チンリン)副局長は、中国では冬季の火災が年平均7万6000件発生し、死者は1046人、負傷者は883人に達し、直接的な経済的損失額は4億2000万元(約54億6000万円)に上るとの統計を発表した。24日付で中国新聞社が伝えた。

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年間を通じた火災全体のうち、冬季の火災発生件数は32.2%、死者は40.9%、負傷者は25%、直接的な経済的損失額は26.9%を占めている。また、冬季の大規模火災事件は毎年平均9件発生しているが、いずれも死傷者が多数出ていることが特徴となっている。

特に農村部での火災発生率が高く、毎年冬に農村で発生する火災は2万6000件にのぼり、死者635人、負傷者482人、経済損失額は1億7000万元(約22億1000万円)に達しており、農村が貧困に陥ったり、貧困に逆戻りする大きな原因として見過ごせない状況になっているという。(翻訳・編集/岡田)

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