<調査>「賃貸では不幸」?8割が「幸福=マイホーム」、持ち家志向強く―中国

Record China    2009年11月24日(火) 10時3分

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19日、中国のインターネットアンケートで8割が「幸福は持ち家と関係がある」と回答し、うち7割が「幸福な家庭にはマイホームが必須」と考えていることが分かった。写真は北京市内を散歩する家族ら。

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2009年11月19日、中国青年報によると、中国のインターネットアンケートで8割が「幸福と持ち家とは関係がある」と回答し、うち69.9%が「幸福な家庭にはマイホームが必須」と考えていることが分かった。

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中国では最近、マイホーム購入をテーマにした連続テレビドラマ「蝸居(注:狭苦しい住居の意)」が話題になっている。高騰しすぎて手が届かなくなりつつあるマイホーム購入のため金策に苦労したり、マイホーム購入に関連して発生する揉め事に頭を悩ます主人公の姿に、視聴者が現実の自分たちの姿を投影しているからだと言われている。

こうした状況の中、中国の大手ポータルサイト・騰訊網がマイホームに関するネットアンケートを実施したところ、回答者36万人のうち約8割が「幸福は持ち家と関係がある」とし、うち69.9%が「幸福な家庭にはマイホームが必要」、10.5%が「マイホームは少なくとも85平方メートル以上の広さが必須」と考えていることが分かった。「マイホームと幸福とは無関係」と答えたのはわずか10.0%に過ぎず、中国での持ち家志向の高さが改めて浮き彫りになった。

一方、「賃貸でも幸福な生活が送れる」と回答したのは9.5%に過ぎなかった。こうした傾向に対し、ある回答者は「幸福は自分の心の持ち方の問題。賃貸でも幸せになれる」とコメントしている。また、別の回答者は「マイホームを購入した人の中には、ローン返済のために部屋を他人に貸し、自分たちは安いアパートに住み、食べる物も着る物も節約し、子供を顧みる暇も惜しんで返済に勤しむ人も少なくない。ローンを完済した時には自分たちはすでに年老いており、子供も独立してしまっている。こんな生活に意味があるのだろうか?」と疑問を呈している。(翻訳・編集/HA)

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