温室効果ガス排出に関する国家規格の策定へ、ポスト京都議定書に向け―中国

Record China    2009年11月19日(木) 13時32分

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17日、中国国家質量監督検験検疫総局(質検総局)によると、中国は地球温暖化の原因となっている温室効果ガス排出に関する国家規格の策定を急いでいる。写真は北京。

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2009年11月17日、中国国家質量監督検験検疫総局(質検総局)によると、中国は地球温暖化の原因となっている温室効果ガス排出に関する国家規格の策定を急いでいる。中国新聞網が伝えた。

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記事によると、質検総局が管轄する中国標準化研究院が、温室効果ガスの削減量の算定・報告・検証に関するISO規格に則った国家規格の策定を急いでいる。温室効果ガスの排出量が世界1位を占める中国は、08年〜12年の先進国に対する具体的な削減目標を定めた「京都議定書」では削減義務を負っていない。しかし、それ以降の国際枠組み(ポスト京都議定書)において、中国は国際社会からの圧力に直面することになる、と記事は指摘した。

また、記事によると、中国は国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の締結国として、積極的な取り組みを行っており、第11次五カ年計画(十一五、2006〜2010年)では、10年までに単位GDP当たりのエネルギー消費量を05年比で20%削減することを目標としている。(翻訳・編集/NN)

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