2009年11月11日、オバマ米大統領の初訪中を控え、北京市内のおみやげ店や露店では同大統領にちなんだTシャツが販売されていたが、北京市政府によって販売禁止の通達が出されたという。台湾の放送局・中国広播公司(BCC)の報道。

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今月15日から4日間の日程で初訪中するオバマ大統領。“中国的”な歓迎ムードの表れとして、街中では同大統領の就任後あたりから、記念Tシャツを販売する商店が見られた。そのTシャツのデザインは、オバマ大統領が紅衛兵の衣装(日本人がイメージする人民服にほぼ相当)に身を包んでいるもので、同大統領と毛沢東(中国語発音では「マオ・ザードン」)をかけて「オバマオ」Tシャツと命名されている。

しかし、今月上旬より、市内の各商店には北京市政府からこのTシャツの販売禁止通達が下ったという。また、実際に販売中止となっている店舗を市職員が訪問したようだ。ただ、このTシャツを販売していた商店主によると、オバマ大統領の訪中後は販売再開してもよいそうだ。(翻訳・編集/愛玉)