オバマ大統領が訪中時に「人民元問題」を議題に―中国紙

Record China    2009年11月11日(水) 18時9分

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11日、中国紙はオバマ米大統領が15日からの訪中を控え、米中関係についての考えを発表したと報じた。大統領は訪中時に中国指導部と「人民元問題」について話し合いたいとしている。写真は人民元と米ドル。

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2009年11月11日、中国紙・南方日報はオバマ米大統領が15日からの訪中を控え、米中関係についての考えを発表したと報じた。大統領は訪中時に中国指導部と「人民元問題」について話し合いたいとしている。

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記事によれば、オバマ大統領は中国を重要な「パートナーでありライバル」と述べた上で、両国は協力して経済不均衡を是正する必要がある、そうでなければ両国関係は緊迫した状態に陥る危険性があると強調した。大統領は米中の経済関係について、中国の対米貿易黒字や中国が保有する米国債の額が拡大し、「深刻な不均衡の状態」になっていると指摘。そのため、中国指導部との協議で人民元問題を議題として提起する予定だが、幅広い一致が得られることを期待していると述べた。

一方、記事によれば、中国国内でもオバマ大統領が訪中時に人民元問題で圧力をかけてくることは間違いないとする声が上がっている。だが、中国は一貫して「自主的に、ゆっくりと、コントロール可能な」方法で人民元改革を進めていく姿勢を保っていると強調した。

在ロサンゼルス中国総領事館の前商務参事官、何偉文(ホー・ウェイウェン)氏は、米国の製造業者が「中国が人為的に人民元を低く抑えている」と批判しているが、直接の目的は人民元問題ではなく、中国製品が米国に入ることを阻止することだと指摘している。(翻訳・編集/NN)

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