「ゾンビPC」が世界最多!拡大するネットの闇産業、被害は年1千億円以上―中国

Record China    2009年11月11日(水) 5時1分

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9日、クラッキングなどによって中国のネットユーザーが年間に被る被害額が約1000億円にも上ることが、「2009江蘇省インターネットサミット」で明かされた。写真は07年1月、ウィルス「パンダの焼香」に侵されたパソコン。

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2009年11月9日、華西都市報によれば、中国でクラッキングなどによるネットユーザーの年間被害額が76億元(約1002億円)にものぼることが、江蘇省南京市で8日に行われた「2009江蘇省インターネットサミット」で明かされた。

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現在、中国のインターネット利用者は3億6000万人で世界最多となり、インターネットは新たなビジネス形態として注目され、ネット上における取引高は年あたり300億元(約3956億円)にも達している。しかしその一方で、クラッキングやウイルスプログラムによる被害も増加の一途をたどっており、ウイルスに感染したり、バックドアプログラムを仕掛けられたりした状態の「ゾンビPC」が最も多い国と化している。

中国のネットセキュリティ専門家によれば、クラッキングの多くは「トロイの木馬」によるアカウント詐取。ウェブサイトにトロイの木馬のコードを忍び込ませ、それを閲覧したPCを感染させるケースがもっとも多いという。(翻訳・編集/岡田)

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