不況にあえぐ造船業界=受注量80%減で大幅な生産力過剰に―中国

Record China    2009年11月1日(日) 19時54分

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10月30日、世界的な金融危機の影響を受け、中国の造船業は受注量が前年同期比80%減少。大幅な生産力過剰にあえいでいる。写真は福建省晋江市内の造船所。

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2009年10月30日、経済ニュースサイト「網易財経」によると、中国の造船業界は今年1月から9月までの造船受注量が前年同期比で80%も減少。発注側の建造費用の未払いや融資難も重なり、深刻な状況に追い込まれているという。

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金融危機の影響で造船市場は約6年間も続いた好景気から一気に悪化に転じたが、最も深刻な状況に陥っているのは世界の造船シェアの90%を占める中・日・韓の3か国だ。上海市で10月29日から開催されている「第3回アジア船舶産業サミット」に出席した中国船舶工業協会の王錦連(ワン・ジンリエン)秘書長は「金融危機の発生以来、中国国内の半数以上の造船所が受注ゼロの状態にある」と発言。さらに上海市や山東省などの多くの造船所では、発注側からの一方的な契約破棄や注文内容の大幅な変更が相次いでいるとの報告もあがっている。

中国船舶重工集団公司第704研究所は2009年の受注量は3000万トンに満たないと予想。また、多くの造船所が持つ受注残は来年分までがやっとだという。中国の造船能力は6600万積載トンだが、国内の船舶市場の需要量はわずか1000万積載トンしかなく、その多くは輸出に頼っており生産能力過剰は明らかだ。

船舶主への融資はますます厳しくなり、資金繰りに追われる状況になっている。一部の外国銀行では、融資の対象になるのは長期取引のある信用度の高い船舶主だけだという。(翻訳・編集/本郷)

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