<怖い中国事情>車への敬礼から狂犬病対策まで…各地の「不思議ルール」、末端役人の質の低さが原因―米紙

配信日時:2009年10月30日(金) 5時56分
<怖い中国事情>車への敬礼から狂犬病対策まで…各地の「不思議ルール」、末端役人の質の低さが原因―米紙
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26日、ニューヨーク・タイムズは「通り過ぎる車に敬礼、子供たちよ、これが法だ」との記事を掲載し、地方政府によって定められた驚きの規定について伝えた。写真は車に向かって敬礼する四川大地震被災地の子供たち。
2009年10月26日、米紙ニューヨーク・タイムズは「通り過ぎる車に敬礼、子供たちよ、これが法だ」との記事を掲載した。27日付で環球時報が伝えた。

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先日、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州黄平県で「子どもは車を見たら敬礼すること」という不思議なルールが定められていることが報道された。現地政府の教育部門関係者は、敬礼をすることで子どもの交通事故が減ったと主張しているが、ネット上では批判的な見方が広がっている。

湖北省のある村では今年4月、公務員と国有企業の職員は年2万3000本の地元産タバコを購入しなければならず、購入本数が足りなかったり、指定外のタバコを購入すると罰則の対象になると規定され、大きな関心を集めた。黒竜江省黒河市でも今年5月、狂犬病対策として、指定地域のペットを含むすべての犬を殺処分すると伝えられ、各地で批判が巻き起こった。

こうした「不思議ルール」の多くは現地政府が制定したものだという。法令の乱用は地方政府の末端役人の質の低さによるものだと学者は指摘する。近年来、中国共産党は党員の教育を改善することでこうした問題の是正に努めているという。(翻訳・編集/岡田)
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