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流出文化財を所蔵する各国博物館、中国側の返還要求を危惧?―海外メディア

配信日時:2009年10月23日(金) 13時48分
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22日、中国の円明園が「150年前に海外へ流出した文化財を追跡調査する」と宣言したことに関連し、海外では「大英博物館などは中国の返還要求を心配している」と報じられた。写真は09年9月、円明園より海外へ流出したのち返還された動物像の一般公開。
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2009年10月22日、中国の円明園管理所が先ごろ宣言した「専門家を海外へ派遣し、150年前に円明園から略奪され、流出した文化財を追跡する」との内容に関連し、海外メディアは「大英博物館などは中国の文化財返還要求を心配している」と報道した。環球時報が伝えた。

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円明園管理所の宣言について、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは20日、「中国側は今回の専門家派遣の目的について、『流失した文化財の目録作成』と説明しているが、英国やフランスは『中国は恐らく文化財の返還を要求するだろう』と心配している」と報道。その理由として、今年2月にパリで行われたクリスティーズ主催のオークションに、円明園から流出したとされる清代の動物像が出品された際の中国側の拒絶反応を挙げた。

フランスのテレビ局は「専門家の派遣は、中国政府が流出した文化財の管理と所在追跡を今後強化していく方針の表れ」とし、「パリでの動物像のオークション期間中の強烈な反応が、政府から一般国民まで含めた中国側の態度を表明している」と報道した。

また、英紙・タイムズも20日付で「中国の今回の文化財追跡行動について、大英博物館は『中国はこの機会に文化財の返還を迫るだろう』と危惧している」と報道。

しかし一方で、フランス通信社(AFP)は20日、「英国の博物館は中国の文化財追跡行動に対し、全く緊張していない」と題した記事を掲載し、大英博物館報道官による「誰とでも十分な議論を展開することを歓迎する」とのコメントを紹介している。(翻訳・編集/HA)

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