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20日、中国南部の海南省に初の食用ハクチョウの飼育場が建設された。中国では野生のハクチョウは国家ニ級保護動物に指定されているが、人工飼育のハクチョウは食用が許されているという。写真は江蘇省のハクチョウ飼育場。
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2009年10月20日、中国南部の海南省に初の食用ハクチョウの飼育場が建設された。中国では野生のハクチョウは国家ニ級保護動物に指定されているが、人工飼育のハクチョウは食用が許されているという。海南日報が伝えた。
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同省五指山市毛陽鎮に建設されたハクチョウ飼育場には、すでにハクチョウ1万羽が飼育されている。ほかにコクチョウも50羽ほどいるが、これはオーストラリアから卵を輸入してふ化させたものだという。同飼育場は地元の都城経済投資有限公司が建設し、今年6月から営業開始された。同公司の職員によれば、ハクチョウはヒナの段階で羽を飛べない状態に“処理”され、飼育されている。低コストの割に飼育の手間が少なく、高い値段で売れるとあり、地元の新たな産業としても期待されているという。
記事によれば、ハクチョウの肉は低脂肪、低コレステロール、高タンパクで理想的なヘルシー食品。しかも、柔らかくて美味しいと人気の高級食材となっている。来年から国内の高級ホテルや東南アジア各国向けに販売される予定。(翻訳・編集/NN)
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