中台間の信頼醸成措置推進に初めて言及=09年版「国防報告書」―台湾

Record China    2009年10月21日(水) 19時38分

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20日、台湾国防部が発表した09年版の「国防報告書」で、中台間の信頼醸成措置(CBM)の推進について初めて言及された。写真は中国のミサイル戦略部隊である中国人民解放軍第二砲兵部隊。

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2009年10月20日、台湾国防部が発表した09年版の「国防報告書」で、中台間の信頼醸成措置(CBM)の推進について初めて言及された。香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)が伝えた。

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報告書ではCBM推進に関する具体的なタイムスケジュールまでは示されなかったが、国防部の虞思祖(ユー・スーズー)報道官は「まずは交流を重ねることが大事。軍事的な核心部分については時期を見れば良い」との姿勢を示した。

記事によれば、馬英九(マー・インジウ)総統は以前、ロイターのインタビューで「中国側が台湾に照準を合わせたミサイル配備を撤去しなければ、平和協定締結に向けた話し合いには応じられない」と強調しており、今回の報告書もこれに沿った内容となった。

報告書はCBM構築に向けた準備として、「ホットラインの開設、台湾海峡での行動規範作成および軍事活動の規制」の実現が前提になると強調している。(翻訳・編集/NN)

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