「中国を手本に鉄道網の拡充を」と首相が指示―インド紙

Record China    2009年10月22日(木) 11時27分

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18日、インド紙は、インドのマンモハン・シン首相がこのほど国内の鉄道網改革案の作成を計画委員会に指示したが、その手本は中国だと伝えた。写真は浙江省温州市と福建省福州市を結ぶ温福鉄道。

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2009年10月18日、インド紙ヒンドスタン・タイムズによると、インドのマンモハン・シン首相がこのほど国内の鉄道網改革案の作成を計画委員会に指示したが、その手本は中国だという。19日付で環球時報が伝えた。

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1980年代まで中国の鉄道網はインドよりも立ち後れていたが、現在では立場が逆転。中国の貨物輸送能力はインドの4倍、鉄道の敷設速度は同3倍に及び、1992年以降は中国では毎年平均1000kmの路線が建設されているが、インドは年100kmにも満たない。インド計画委員会の関係者によれば、中国は過去10年間で42兆ルピー相当を鉄道事業に投じているが、インドはわずか9000億ルピーにとどまっている。

シン首相は計画委員会のモンテク・シン・アルワリア副委員長に対し、中国をモデルとした経済刺激策、経済成長の必要性をアピールし、鉄道についてもより高い競争力を持たなければならないと述べ、CO2排出量の削減にも努める必要があるとし、鉄道網の拡充を行う姿勢を示したという。(翻訳・編集/岡田)

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