2009年10月19日、中国広播網によると、広東省深セン市で観光ガイドの報酬制度改革案が提出され、ガイドがチップを受け取ることができるようになるかもしれないと中国のラジオ局・中央人民広播電台のニュース番組が報じた。

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深セン市文化体育旅游局の責任者によれば、改革案は年末までに公布される見通しで、これによりプロのガイドの収入は「基本給＋ガイドサービス料＋手当」という構成となり、海外にならいサービス料を設けることになるという。しかし、これはあくまでサービス向上をはかる目的のものであり、利益を求めるものではないとし、観光客が自らの意志で支払うかたちを取ると話した。

市民からは「サービスが向上するならばチップを支払うことも厭わない」という声が多く、チップを支払うことをあらかじめ知っていれば特に問題はないという人も多いが、チップを渡さなければ逆にサービスが悪くなるのではと不安視する意見も出ているという。（翻訳・編集/岡田）