日本留学ブーム再燃!就職難と日本政府「留学生30万人計画」が要因か―中国

Record China    2009年10月16日(金) 17時47分

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16日、中国国内での就職難と、日本政府の「留学生30万人計画」によって、一時冷え込んでいた中国での日本留学ブームが、再び熱を帯びてきている。写真は北京科学技術大学の卒業式。

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2009年10月16日、日本華字紙・中文導報によると、一時冷え込んだ中国での日本留学ブームが、再び熱を帯びてきている。中国国内での就職難と、日本政府の「留学生30万人計画」がブームを後押ししているようだ。

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同紙によると、日本で学ぶ中国人留学生数は04年から07年にかけて減少を続けており、04年の9万746人、05年の8万9374人、06年の8万8074人、07年の8万5950人となっていた。しかし査証(ビザ)取得数をみると、08年から増加に転じているという。09年4月の留学生査証取得率は前年同月比で12.5%上昇、留学申請数も20%増加している。

同紙は、日本留学ブームの再燃は、中国国内における大学生の就職難と関係があるとみており、留学が卒業後の進路の選択肢の1つとして認知されていると指摘した。また同時に、日本政府による「留学生30万人計画」や、それに伴う国費留学生制度や奨学金制度の拡充なども、留学の門を広げているという。

日本の文部科学省と経済産業省が07年に、中韓などアジアの優秀な留学生を日本に引きつけるための政策に計上した60億円の奨学金も、功を奏する形となっている。日本語や日本の企業文化の研修が必要な留学生に対しては、文科省・経産省が留学生の採用を望む企業と協力して留学生就職支援プログラムを実施しており、同プログラムの受講生に選抜された留学生には、月20〜30万円ほどの奨学金も支給されるという。(翻訳・編集/津野尾)

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