中国外交かつてない積極性、大国の歩み加速―韓国メディア

Record China    2009年10月16日(金) 8時58分

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13日、2008年の北京五輪や世界的金融危機を経て、自信を強めた中国の外交がかつてないほど積極的なものとなっている。写真は09年8月、福建省で行われた「米中国交成立30周年記念写真展」。

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2009年10月13日、環球網によると、韓国紙・東亜日報が「国力増大の中国、外交面でも大国の歩みを加速」との記事を掲載した。2008年の北京五輪や世界的金融危機を経て、自信を強めた中国の外交がかつてないほど積極的なものとなっている。

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今月12〜14日、露・プーチン首相が訪中し温家宝(ウェン・ジアバオ)首相と会談し、エネルギー・通信・資源開発・移民・軍事・経済協力など34の項目で55億ドル規模の合意文書に調印した。さらに14日からは両国が主導となって、上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会も開催される。

活発な外交活動はそれだけではない。温首相は先日北朝鮮を訪問し金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談、6カ国協議への復帰を促し、中国が国際安保問題における重要な役割を担ったことを自認している。さらに、習近平(シー・ジンピン)中国国家副主席が今月7日からベルギー・ドイツ・ブルガリア・ハンガリー・ルーマニアの5カ国を歴訪し、欧州での足固めも行った。

翌11月には米・オバマ大統領が訪中し、胡錦涛(フー・ジンタオ)国家主席との間でイランの核問題などについて話し合われることが予定されているが、オバマ大統領は5日、訪米中のダライ・ラマとの会談を先送りにするなど、中国側に配慮する姿勢を見せている。(翻訳・編集/岡田)

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